2011年10月17日月曜日

【イベント】報告☆ 「セカンドハーベスト・ジャパン」主催 シンポジウムに参加。

+iikoto事務局です。

私たちはチャリテリーに参加する人が増えて、よりハッピーな世の中になることを願い、誰もが参加できる、無理のないチャリティー = +iikoto を紹介しています。

(*+iikotoとは「何かをすると自然とチャリテリーにつながる。」そんなアクションのことを言います。)

本日、紹介させて頂くものは、セカンドハーベスト・ジャパン(以下、2HJ)が主催するシンポジウムについてです。




場所は、東京オリンピックセンター(センター棟ホール)。
夏のような良好な天気の日曜日の午後、天気に負けないくらい熱い思いをもった方々が会場につめかけていました。


昨日のシンポジウムを弊社なりに、整理させて頂きますと以下の通りです。

●震災への食品企業(日本ケロッグ)の対応
●日本各地のフードバンク活動の報告と外部機関(三菱総合研究所)による総括レポート
●NPOと自治体との連携

お話を拝聴する中で、2つのことを想起しておりました。

1つ目が、現場の方々の力強さです。
日本全国で活動をなさっている各フードバンクNPOの活動が、東京の2HJと密な連携を取り、各々の特性と資源を活かした被災支援を迅速に行っていたということから、現場の方々の並々ならぬ奮闘と熱い思いというものをダイレクトに感じ取らせて頂きました。

また、2つ目としては、2HJの広報室長の井出さんが、仰られていた「受援力」という言葉に集約されます。
幾らNPOが活動をしたとしても、それを受入れる土壌が地域に無ければ、まさにのれんに腕押し。

日本各地には、市民への平等性・公平性を重視した、支援活動等を重視するあまりに、NPOと柔軟に連携を築けない自治体が多いそうです。
食のインフラ機能である、フードバンクと市民の橋渡し役として、自治体が機能できないことで、救われる命も救われなくなってしまう。

そういう状況を今後、防ぐためにも、今回の震災後の教訓として、日頃より、NPOと行政との柔軟な関係を如何に着実に進めていくかが非常に重要だということが、浮き彫りになったと考えています。

そして、そのことに民間として、弊社のような企業も微力ながら関与させて頂き、最終的に地域の方々の救命や安全等に繋がることができればと願っております。





昨日は、参加させて頂き、改めて有難うございました。

2HJを中心に、フードバンク活動の更なる発展を祈念しております。



P.S. 昨日は、協賛企業として弊社が携わる「+iikoto」の野菜提供の紹介をさせて頂きました。
商品サンプルとして、提示させて頂いたものは、「パソナチャレンジファーム」のもの(参照:以下写真)でした。

この場をお借りして、改めて御礼を申し上げます。
有難うございました。